ドッグフードを作る際、最終工程で行なわれる作業工程にオイルコーティングというものがあります。
嗜好性を高めて食欲を増進させる効果や、脂質量の調整が可能となる欠かせない作業です。
そのオイルコーティングが、モグワンドッグフードにも施されているのか?
オイルコーティング自体のメリットやデメリットも含め、疑問にお答えします!
モグワンはオイルコーティングされてるドッグフード?
結論から言いますと、モグワンドッグフードはオイルコーティングが施されています。
なぜ、オイルコーティングがされているか?と、疑問を持つでしょう。
実はオイルコーティングを施すと、モグワンドッグフードに含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素が失われるのを防げるからです。
更に原材料を確認すると、チキングレイビーの使用と、良質なサーモンオイルを使用しているのが分かります。
これらは、ドッグフードの味わいを向上させる目的で使用されており、実際に匂いを嗅いでみると強い香りを感じるのです。
それからサーモンオイルには、体内で作ることはできないオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
オメガ3脂肪酸には炎症抑制作用があるため、オイルコーティングは総合して愛犬の健康にも良いと言えるでしょう。
オイルコーティングのメリットについて
モグワンドッグフードがオイルコーティングされているのは分かりましたね。
では、実際にコーティングするにあたってのメリットを詳しくご紹介します。
- 嗜好性を高められる
- フードに含まれる脂質量を調整できる
- 栄養素の流出を防ぐ
嗜好性を高められる
ドッグフードは、製造の過程で原材料に使用した食材の風味や香りが損なわれ、愛犬の食いつきを悪くさせてしまうときもあります。
しかし、チキンやサーモンなどをコーティングをすれば、愛犬が好む香りを付け、嗜好性を高める効果を出すのです。
更には味自体も良くする影響があるため、愛犬の食欲を増進させる効果も出せます。
フードに含まれる脂質量を調整できる
オイルコーティングは何も、嗜好性を高めるだけではありません。
オイルを使用するがゆえに、フードに含まれる脂質量の調整が可能なのです。
肉食の犬にとって必要な栄養素は山ほどありますが、その内の1つとして脂質が挙げられます。
脂質というのは、簡潔に説明すれば生命が活動するためのエネルギーの供給源です。
実はタンパク質や炭水化物と比べ、2倍以上のカロリーを供給できる栄養素とも呼ばれています。
そのため、運動量の多い犬にとって脂質は、たんぱく質と並ぶ大事なエネルギー供給源と言っても過言ではないのです。
大事な脂質を調整できるのですから、オイルコーティングを悪いと決め付けるのはできないでしょう。
栄養素の流出を防ぐ
ドッグフードの栄養素は成分表に載ってはいるものの、実際には作る過程の熱処理や乾燥などで、徐々に失われてしまいます。
必要な栄養素なのに、失われてしまっては意味がありませんよね。
そこでオイルコーティングによって、ドッグフードに含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素が失われる事態を防ぐのです。
オイルコーティングのデメリットについて
オイルコーティングのメリットが分かったところで、次はデメリットの詳しい紹介です。
- ノンオイルコーティングのドッグフードよりも酸化しやすい
- 少しドロドロしている
- 袋を開けると内側がベタついている
- 匂いがきつい
ノンオイルコーティングのドッグフードよりも酸化しやすい
オイルは酸化しやすい特徴を持っています。
つまりオイルコーティングされたドッグフードは、開封後の酸化が早まり、味が落ちるだけではなく様々な症状を引き起こす原因ともなり得るのです。
例えば、下痢や嘔吐などの消化器系への症状が起こるでしょう。
加えて心配なのが、酸化防止剤を使用している場合です。
酸化防止剤には愛犬の体に対して毒となる添加物を使用しているものも存在しますので、酸化を防止する成分が何なのかは知る必要があります。
ちなみにモグワンドッグフードは、オイルコーティングをしているもののフード自体へ合成保存料や合成酸化防止剤などの添加物を使用していません。
ビタミンEなどの天然の酸化防止剤を選んでいるので、未開封ならば長期保存が可能となっています。
もちろん、開封すれば酸化が始まりますので、早めに食べきるのがおすすめです。
少しドロドロしている
オイルコーティングを行なうことで、ドッグフードの粒がドロドロの状態のものがあります。
しかしモグワンドッグフードの場合は、少しの油っぽさがあるものの、安価なドッグフードに比べるとザラっとした仕上がりです。
袋を開けると内側がベタついている
オイルコーティングを施したドッグフードは、油っぽさで袋の内側にベタつきを生じさせます。
そのため、給餌の際は手に触れないよう気を付けましょう。
匂いがきつい
新鮮なサーモンオイルやチキンのグレイビーなどを使用した際、避けて通れないのが強い匂いです。
愛犬にとっては食欲の出る良い匂いのようですが、人間には少々強く感じてしまいます。
このようなデメリットはありますが、愛犬の健康のことを考えるとオイルコーティングのメリットの方が上回ります。
オイルコーティングがされていても1か月以内に食べきれば、そこまで酸化も進みません。
愛犬の食いつきが悪い、健康にいいドッグフードを与えたいというときにはモグワンはとてもおすすめですよ。
まとめ
モグワンドッグフードがオイルコーティングされているのか。
それから、オイルコーティングのメリットやデメリットは、分かりましたか?
使用する酸化防止剤や油によっては、危険性が伴うので注意が必要です。
ですが、モグワンドッグフードの場合は天然由来のものを使用し、安全性を心がけているため安心して良いと判断できます。