モグワンとこのこのごはんと言えば、食いつきが良いと好評のあるドッグフードです。
しかしながら、どちらのドッグフードも実際に愛犬に合うかは、食べてみないとわかならいもの。
この記事では、「モグワンとこのこのごはんを徹底比較!」と題して、食いつきのが良いと好評のドッグフードの違いをご紹介していきます。
どんな愛犬に合うのかも具体的にご紹介しますので、参考にしてみてください。
モグワンとこのこのごはんを8つの項目で徹底比較!
モグワンとこのこのごはんは、両方とも高品質なドッグフードと評判があり、どちらが愛犬にとって良い効果をもたらしてくれるか気になるところ。
危険な人工添加物を使用しないなど、共通点もあるため、違いをはっきり確認しておきたいですよね。
具体的に、モグワンとこのこのごはんのドッグフードの違いをご紹介します。
まずは簡単に表にまとめました。
モグワン | このこのごはん | |
販売店 | 株式会社レティシアン | 株式会社オモヤ |
原産国 | イギリス | 日本産 |
原材料 | グレインフリー | グルテンフリー |
添加物 | 人工的な香料や保存料、着色料、酸化防止剤を不使用 | 人工的な香料や保存料、着色料、酸化防止剤を不使用 |
通常価格 | 4,356円 | 3,850円 |
1kg当たりの価格 | 2,420円 | 3,850円 |
粒の形・サイズ | 直径0.8~1.2センチ・厚み約4ミリ | 直径約7~8ミリ・厚み約2ミリ |
対応犬種・年齢 | 全犬種・生後2ヵ月~ | 全犬種・全年齢 |
購入場所 | 通販のみ | 通販のみ |
それぞれのポイントについて詳しく説明していきます。
- モグワンとこのこのごはんの製造工場・原産国を比較
- モグワンとこのこのごはんの原材料を比較
- モグワンとこのこのごはんの特殊な原材料を比較
- モグワンとこのこのごはんの成分・カロリーを比較
- モグワンとこのこのごはんのアレルギー対策
- モグワンとこのこのごはんの粒の大きさを比較
- モグワンとこのこのごはんの価格を比較
- モグワンとこのこのごはんの対応犬種・対応年齢を比較
モグワンとこのこのごはんの製造工場・原産国を比較
モグワンとこのこのごはんが作られる製造工場や原産国を比較すると、次の通りになりました。(原産国・販売会社・製造工場の特徴順に記載)
モグワン | このこのごはん | |
原産国 | イギリス産 | 日本産 |
販売会社 | 株式会社レティシアン | 株式会社オモヤ |
工場の特徴 | FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の厳しい基準をクリアした工場で製造 | GMP認定されている工場が運営管理している工場で製造 |
モグワンとこのこのごはんの違いは、モグワンはイギリス産のドッグフードであることです。
モグワンは、イギリスの工場で製造され、イギリスから輸送、日本で販売されています。
製造工場は、FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の厳しい基準をクリアしている工場で、品質チェック・衛生管理は徹底されています。
モグワンはイギリス産ではありますが、日本で暮らす犬の生活に合わせて、栄養成分が調整されているため、日本で暮らす愛犬にも安心して与えることができます。
このこのごはんは、日本で多く飼われている「小型犬専用」の純正の国産ドッグフードとして開発されました。
毎日食べるドッグフードですので、食いつきの良さはもちろんですが、小型犬の3大悩みとして、涙やけ・体臭・毛並みにアプローチしたドッグフードとしては珍しいのではないでしょうか。
モグワンとこのこのごはんの原材料を比較
モグワンの原材料の特徴
モグワンの主な原材料は、チキン、サーモンを使用しており、動物性たんぱく質が56%も含まれています。
使われている材料の原産国は、国産ではなく、イギリスやヨーロッパの近隣諸国から調達しています。
モグワンには、酸化防止剤、保存料、着色料、人工的な香料を使用していません。
主原料を植物性タンパク源などでごまかすことをしていないので、食いつき向上のために、香料や調味料をわざわざプラスする必要がありません。
モグワンは含まれる成分に危険な材料を使用しておらず、極めて安全性の高いドッグフードです。
このこのごはんの原材料の特徴
このこのごはんの主な原材料は、鶏肉(ささみ、レバー)、まぐろ、鹿肉、大麦、玄米、鰹節などの自然の材料を使用しています。
鶏肉のささみ以外のすべての原材料は、産地を開示しており、国内で手に入れることが難しいモリンガ・青パパイヤ以外は全て国産の食材を使用しています。
なぜ、原材料のほとんどの産地を開示しているのに、鶏肉のささみは開示していないの?と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これには、鶏肉のささみとして、怪しいものを使用していると言うわけではなく、おそらく産地が不安定で、産地を固定するのに難しいからと言えるでしょう。
鰹節配合量を50%増やすなど、食いつきを良くするため、リニューアルされました。
このこのごはんもモグワン同様に、酸化防止剤、保存料、着色料、香料などを一切使用していないことも特長と言えるでしょう。
鶏肉には、豚肉や牛肉に比べてタンパク質が豊富で、低カロリーです。
愛犬にとって、重要なタンパク質だけではなく、タンパク質の分解を助けてくれる酵素や食物繊維などもバランスよく配合しています。
このこのごはんは、穀物を使用していますが、アレルギーになりやすい「トウモロコシ・小麦」は使用せず、グルテンフリーのため、アレルギーの配慮は出来ていると言えるでしょう。
このこのごはんの成分の中には粗悪なものが一切使用されていないため、愛犬に安心して食べさせられるのではないでしょうか。
モグワンとこのこのごはんの特殊な原材料を比較
モグワンの特殊な原材料
モグワンには、特殊な原材料として、皮膚や毛並み、毛艶の免疫力向上や改善に期待できるサーモンオイルが含まれています。
他には、新陳代謝を活発にする働きや抗菌・抗炎症作用があり、発疹やかゆみなどの皮膚トラブル予防にも効果があるココナッツオイルなどが配合されています。
このこのごはんの特殊な原材料
このこのごはんには、特殊な原材料として、モリンガ・青パパイヤや乳酸菌を配合しています。
これらには、毛艶・涙やけ・口臭や体臭の対策としてサプリメントなどに使用されている成分として有名です。
もし、愛犬が毛艶・涙やけ・口臭や体臭などに悩みがあればこのこのごはんがおすすめです。
モグワンとこのこのごはんの成分・カロリーを比較
モグワンの成分・カロリー
モグワン | |
タンパク質 | 27%以上 |
脂質 | 10%以上 |
リン | 1.06% |
カルシウム | 1.40% |
オメガ3脂肪酸 | 1.18% |
オメガ6脂肪酸 | 1.63% |
カロリー | 363kcal/100g |
このこのごはんの成分・カロリー
このこのごはん | |
タンパク質 | 21.3%以上 |
脂質 | 8.2%以上 |
粗繊維 | 0.9%以下 |
灰分 | 6.7%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
カロリー | 343kcal/100g |
モグワンのタンパク質は、27%以上含まれており、成犬に求められるタンパク質(最低18%)を大きく上回っています。
タンパク質には、体調管理や愛犬の成長に欠かせない栄養素なので、積極的にとっていきたい成分と言えるでしょう。
このこのごはんのタンパク質がモグワンより低くなっています。
ただ吸収率が良い鶏ささみ・マグロ・鹿肉を使用して、吸収率を高める青パパイヤを使われているため、総合栄養食の基準をパスしているので配合に大きな問題はないと言えるでしょう。
モグワンのカロリーが363kcalと少し高いため、給餌量に注意しないと肥満に繋がる可能性があります。
このこのごはんは、リニューアル後、①ビタミンB群の配合量がアップ、②カルシウムや銅などのミネラルをプラス、③オメガ3脂肪酸を強化など、さらに栄養満点なドッグフードになりました。
モグワンとこのこのごはんのアレルギー対策
結論から申し上げますと、
- モグワンは穀物類は一切使用していないグレインフリー
- このこのごはん小麦・トウモロコシは未使用のグルテンフリー
という違いがあります。
モグワンとこのこのごはんのドッグフードの共通点として、アレルゲンとなりやすい食材(小麦・トウモロコシ)を使用していないため、アレルギー発生の可能性を下げていると言えるでしょう。
しかしながら、食物アレルギーの可能性を完全に避けられるわけではありません。
このこのごはんは「鶏肉・牛骨・鹿肉」のアレルギーがある愛犬には避けるべきです。
また、モグワンにも「鶏肉」が使用されているため、鶏肉のアレルギーがある愛犬には、おすすめできないため注意が必要です。
モグワンとこのこのごはんの粒の大きさを比較
- モグワン…直径0.8~1.2センチ・厚み約4ミリの不揃い粒サイズ
- このこのごはん…直径約7~8ミリ・厚み約2ミリの粒サイズ
モグワンの粒の特徴として、中心に小さな穴が開いているドーナツ型です。
このドーナツ型は弱い力でも噛み砕くことが出来るので、噛む力が弱い子犬やシニア犬でも噛み砕けやすいと言えるでしょう。
一般的なドッグフードでは、粒のサイズとして、約1cmほどの大きさであることが多いです。
ですが、このこのごはんの粒の特徴として、小型犬向けのドッグフードとして作られているため、粒のサイズは約7~8mmほどと小さいサイズとなっています。
モグワンとこのこのごはんの価格を比較
価格 ※税込価格で表示
モグワン(1.8kg) | このこのごはん(2kg) | |
通常価格 | 4,356円 | 7,700円 |
定期価格 | 3,484円 | 6,556円 |
1kg価格 | 2,420円 | 3,850円 |
体重3kg給餌量平均値 | 63g | 73g |
体重3kg1日餌代平均 | 137円 | 240円 |
体重3kg1ヵ月餌代 | 4,110円 | 7,200円 |
一般的に売られているドッグフード1kgあたりの価格相場は、766円~3,850円程度となっています。
ドッグフードの原材料の品質・製造工程も違うため、価格もそれぞれ異なると言えるでしょう。
実際にモグワンとこのこのごはんの体重3kgの犬の場合では、月額の餌代として約3,090円程度の差があり、モグワンの方がコスパが良いと結果になります。
小型犬なら許せる範囲内かもしれませんが、中型犬・大型犬なら大きな金額の差となってしまいます。
金額面だけで考えると、小型犬用のこのこのごはんを中型犬・大型犬に与えるよりは、モグワンをおすすめします。
モグワンとこのこのごはんの対応犬種・対応年齢を比較
モグワンとこのこのごはんの対応犬種・対応年齢を比較したところ、次の通りなりました。
- モグワン…全犬種・生後2ヵ月~
- このこのごはん…全犬種・全年齢
モグワンとこのこのごはんを比較すると、両方のドッグフードも全犬種に対応していることがわかりました。
ただし、モグワンは、生後2ヵ月未満の愛犬に与えることはあまりおすすめしません。
ですので、生後2ヵ月未満の愛犬には、「このこのごはん」の方が良いでしょう。
モグワンがおすすめな人
- 安心できる材料を使用しており、お手頃価格のドッグフードもがいい
- 穀物アレルギーの犬
- 良質な筋肉を作りたい犬
このこのごはんがおすすめな人
- 値段が少し高くても、国産で国内生産のものがいい
- 室内飼いで運動量が少ない犬
- 小型犬のため、小粒サイズのドッグフードを検討している方
まとめ
モグワンとこのこのごはんのドッグフードの特徴を比較してご紹介しました。
モグワンは、愛犬にとって良質な原材料やバランスがとれた栄養成分で、なおかつこのこのごはんに比べお手軽価格に購入できます。
このこのごはんに比べると、高たんぱく質ですので、運動量が多い愛犬や、良質な筋肉をつけ、健康維持したい愛犬におすすめのドッグフードです。
このこのごはんは、モグワンに比べるとたんぱく質が低めですの、運動量が少なく、室内飼いの愛犬にぴったりなドッグフードと言えるでしょう。