『愛犬の食いつきが良くなった』、『涙やけが改善された』と評判があるモグワンとアカナのドッグフードですが、愛犬に合うのはどちらのドッグフード?と思う飼い主さんもいるのではないでしょうか。
どちらのドッグフードも動物性たんぱく質が含まれる量が豊富という面でも共通点があります。
この記事では、「モグワンとアカナを徹底比較!」と題して、愛犬に合うドッグフードは、どちらのドッグフードなのか、ご紹介していきますので、参考にしてみてください。
モグワンとアカナを7つの項目で徹底比較!
結論から申し上げますと、モグワンとアカナは、どちらのドッグフードも愛犬の健康維持のために働きかけてくれる栄養バランスのとれたドッグフードと言えるでしょう。
では、モグワンとアカナの違いを、ポイントをおさえてご紹介していきます。
モグワン | アカナ | |
販売店 | 株式会社レティシアン | チャンピオンペットフーズ社 |
原産国 | イギリス | カナダ産 |
原材料 | グレインフリー | グレインフリー |
添加物 | 人工的な香料や保存料、着色料、酸化防止剤を不使用 | 人工的な香料や保存料、着色料、酸化防止剤を不使用 |
通常価格 | 4,356円 | 5,500円 |
100g当たりの価格 | 242円 | 275円 |
粒の形・サイズ | 直径0.8~1.2センチ・厚み約4ミリ | 直径1.2~1.5センチ・丸く平たい形 |
対応犬種・年齢 | 全犬種・生後2ヵ月~ | 対応犬種ごとにドッグフードを選べる |
購入場所 | 通販のみ | 通販+市販あり |
それぞれのポイントについて詳しく説明していきます。
- モグワンとアカナの原産国・生産工場を比較
- モグワンとアカナの原材料を比較
- モグワンとアカナの特殊な原材料を比較
- モグワンとアカナの成分・カロリーを比較
- モグワンとアカナの粒の大きさを比較
- モグワンとアカナの価格を比較
- モグワンとアカナの対応犬種・対応年齢を比較
モグワンとアカナの原産国・生産工場を比較
・モグワンの原産国・生産工場
モグワンの原産国は、ペット先進国でもあるイギリスの工場で生産されています。
生産しているイギリスの工場では、欧米ペットフード工業会連合(FEDIAF)の栄養基準や品質・安全性を満たしています。
モグワンには、品質チェックを一度目は材料の搬入時に残留農薬・化学物質などのテストをします。
二度目は、製品完成後に品質のチェックテストをします。
この時、正常に製造されたドッグフードのデータと照らし合わせ、問題がないかチェックします。
問題がないと判断されたモグワンの一袋ずつシリアル番号がつけられ、この番号からどこの国からいつ調達したものか、いつ製造されたかが分かるようになっています。
もし、異物混入などが起きてしまった場合、原因をすぐ調査することが可能になるためにも必要なものになります。
・アカナの原産国・生産工場
アカナは、世界70国以上で愛されているチャンピオンペットフーズ社が製造するカナダ産のドッグフードです。
アカナのドッグフードで使用される原材料の多くは、地元の新鮮な食事を調達しています。
よって、運搬にかかる時間を短くし、新鮮な状態で工場内へ運ぶことができます。
この原材料を工場へ搬入する際にも、荷下ろし前に、すべての原材料からサンプルを採取し、視覚的検査・実験を行っています。
また、工場内の近赤外線分析器による検査や穀物に対しては、マイコトキシン・アフラトキシンの検査実験を行い、混入金属を除去するために、すべての原材料に磁石チェックをなど、品質チェックを徹底しています。
カナダで製造されたドッグフードは、日本販売代理店「アカナファミリージャパン」が輸入し、販売しています。
モグワンとアカナの原材料を比較
・モグワンの原材料
モグワンの原材料は、イギリス・近隣ヨーロッパから調達しています。
チキン・サーモンなどを豊富に使用しているため、動物性たんぱく源が56%も配合されています。
犬にとってたんぱく質は、植物性よりも動物性たんぱく質の方が、消化しやすく、積極的に摂取したい成分と言えるでしょう。
・アカナの原材料
アカナで使われる原材料は、工場近くから調達されているため、常に新鮮な状態のものが使用されています。
ここでは、1歳以上の小型犬成犬用のドッグフード「アダルトスモールブリード」を例にお伝えしますと、新鮮骨抜き鶏肉(12%)、鶏肉ミール(12%)、七面鳥肉ミール(12%)などの鶏肉が主な原材料となっており、36%も含まれています。
そして、豆類を豊富に使用しているのも特徴です。
豆類を豊富に使用し、炭水化物の摂取量を抑え、お米や小麦などの穀物を一切使用せず、低GIのドッグフードと言えるでしょう。
モグワンとアカナの特殊な原材料を比較
・モグワンの特殊な原材料
モグワンの特殊な原材料として、ココナッツオイルやリンゴなどが配合されています。
ココナッツオイルには、健康的な体を維持し、高齢犬になっても若々しさを保つ効果に期待されます。
リンゴには、若々しさを維持に役立つと期待されるポリフェノールが豊富です。
・アカナの特殊な原材料
アカナの特殊な原材料として、添加栄養物の亜鉛が配合されています。
この亜鉛は、細胞やタンパク質の合成に必要な栄養素のため、亜鉛と摂取することにより、被毛や皮膚の健康に活躍しくれるでしょう。
アカナのドッグフードも人工添加物を使用していません。
モグワンとアカナのどちらのドッグフードも原材料は高品質のため、愛犬の消化に良く、穀物を使用していないためアレルギーが起こりづらいなどの共通点があります。
これらのことから、愛犬の涙やけに悩んでいる飼い主さんにもおすすめできるドッグフードと言えます。
モグワンとアカナの成分・カロリーを比較
モグワンとアカナの成分・カロリーは次の通りです。
モグワンの成分・カロリー
モグワンドッグフードの成分・カロリーは次の通りです。
成分 | モグワン |
たんぱく質 | 27%以上 |
脂質 | 10%以上 |
繊維 | 4.75%以下 |
粗 | 9.5%以下 |
灰分 | 9%以下 |
水分カロリー | 100gあたり363kcal |
モグワンの成分バランスは、たんぱく質や脂質、カロリー等の栄養バランスが日本で暮らす犬に理想的と言えるでしょう。
健康的な体型を維持するためにもたんぱく質をしっかりと摂取し、脂質やカロリーはやや控えめに摂取でき、お肉が豊富に配合されていても、ヘルシーなドッグフードです。
アカナ(アダルトスモールブリード)の成分・カロリー
アカナ(アダルトスモールブリード)ドッグフードの成分・カロリーは次の通りです。
成分の種類 | アカナ |
たんぱく質 | 31%以上 |
脂肪 | 17%以上 |
繊維 | 5%以上 |
炭分 | 7%以上 |
水分 | 12%以上 |
カルシウム | 1.4%以上 |
リン | 1.1%以上 |
オメガ6脂肪酸 | 2.6%以上 |
オメガ3脂肪酸 | 1.0%以上 |
グルコサミン | 1,400mg/kg以上 |
コンドロイチン | 900mg/kg以上 |
カロリー(100g) | 351kcal |
モグワンに比べて、アカナのタンパク質の方が高いと言えます。
高タンパク質で大丈夫なの?と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、高タンパク質だからといって腎臓への健康には、無関係と科学的に照明されているので、安心して与えることができます。
また、食物から摂取する、必須脂肪酸とされるオメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸がバランス良く含まれています。
高齢犬など皮膚トラブルや関節ケアをしたいという愛犬にぴったりな必須栄養素と言えるでしょう。
一般的に売られているドッグフードのカロリーは約300~400kcalですので、100gあたり351Kcalのアカナドッグフードも平均的なカロリーと言えるでしょう。
ダイエットが必要な愛犬など、カロリーが気になる方は、アカナのヘリテージライト&フィットという太り気味な愛犬に向けたドッグフードもあります。
カロリーは、100gあたり307Kcalで、引き締まった筋肉作りとともにタンパク質が豊富であり、体脂肪の元になる炭水化物量を抑えたレシピとなっています。
モグワンとアカナの粒の大きさを比較
- モグワンのドッグフードの粒サイズは、約1センチの小粒でドーナッツ型
- アカナのドッグフードの粒サイズは、1.2~1.5cmと大きめのサイズで丸く平たい形
モグワンのドッグフードには真ん中に穴が空いているという特徴がありますが、この穴があることにより、噛む力があまりない子や高齢犬でも、全く問題ないくらい軽い力で噛み砕くことができます。
アカナのドッグフードは大きめにすることにより、しっかり良く噛み、少量でも満腹感が得られるように作られています。
また、丸呑みしづらいため、早食い防止にも繋がるでしょう。
小型犬用やパピー用シリーズも販売されているため、愛犬に合わせたサイズを選ぶこともできます。
パピー用の「パピースモールブリード」がアカナドッグフードの中でも一番小さいサイズで0.5cmほどになります。
ですが、小型犬用でも粒が大きすぎる、窒息が心配だと言う方には、アカナよりモグワンをおすすめします。
モグワンとアカナの価格を比較
購入方法としては、モグワンもアカナも公式サイトやネットショップから購入となります。
アカナドッグフードは、実店舗から購入することもできますが、ペットショップなどでは取り扱い商品が多くはなく、19種類すべてが販売されていることはないと言えるでしょう。
そのため、アカナドッグフードも公式サイトからの購入をおすすめします。
モグワンとアカナドッグフードを公式サイトから購入することにより購入後の保証などもしてもらえるため、安心して購入することができます。
少しでも安く購入したいという方は、モグワンの定期購入で割引価格で購入(アカナは、アダルトスモールブリードのみ定期コースあり)できるので、モグワンの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
モグワンとアカナの具体的な価格は次の通りです。
モグワン | アカナ(アダルトスモールブリード) | |
内容量 | 1.8kg | 2.0kg |
通常価格 | 4,356円 | 5,500円 |
定期価格 | 3,920円 | 定期価格なし |
100gあたりの価格 | 242円 | 275円 |
モグワンの方が安いです。
モグワンとアカナには、定期購入が可能ですが、定期購入と聞くと、○回以上購入しないと解約できない!など縛りがあるのではないの?と心配になる方もいるのではないでしょうか。
モグワンとアカナの定期購入には、回数の縛りがなく、1度の購入後でも解約することができますので、お試しで愛犬に食べさせてみたい!という方にも、安心して購入することができます。
モグワンとアカナの対応犬種・対応年齢を比較
モグワンは、小型犬から大型犬まで、生後2ヵ月からの子犬時期から高齢犬になる愛犬まで対応しているドッグフードです。
一方のアカナは、小型犬・中型犬・大型犬のそれぞれの子犬用、全犬種全年齢用、シニア犬用など、様々な愛犬に適したものを選択できるのが特徴です。
この他にも、ダイエットが必要とする愛犬用や魚のみを使用したものなど、愛犬の状態に合わせて選んであげましょう。
モグワンがおすすめな人
- コストを抑えたい方
- 小型犬の成犬で小粒タイプのドッグフードを好む犬
アカナがおすすめな人
- 値段よりも品質を優先し、愛犬に良いドッグフードを与えたい方
- 肥満気味でダイエット中の犬
- 子犬時期に栄養のとれたドッグフードを与えたいという方
まとめ
いかがだったでしょうか。
モグワンとアカナには、国産ではないドッグフードでありながらも、品質チェックにも厳重に行われていることがわかりました。
どちらも穀物を不使用の「グレインフリー」という特徴がありながらも、モグワンは全犬種・全年齢に対応し、アカナは愛犬のライフステージや生活環境に合わせて選択するなどと言った違う特徴もお分かりいただけたでしょうか。
モグワンとアカナのそれぞれの相性の良さを愛犬に与えてみて、購入を考えても良いのではないでしょうか。