モグワンは愛犬にとって栄養バランスのとれたドッグフードです。
初めて子犬をお家に迎い入れる飼い主さんにとって、モグワンを子犬に与えても大丈夫?
子犬用のドッグフードが販売されている中で、モグワンが子犬に向いているの?と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、モグワンを子犬に与えても大丈夫なのか、与える際に絶対に気を付けるべきことを紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
モグワンは子犬に与えても大丈夫!
結論から申し上げますと、モグワンは子犬に与えても問題ないドッグフードと言えるでしょう。
モグワンの公式ホームページやパッケージには、2020年1月から対象年齢2ヵ月以降の全年齢と適合改良され、全ライフステージに対応した総合栄養食です。
では、子犬に必要な栄養素が基準に満たしているかが、気になるところですよね。
粗たんぱく質の基準値では、22.5%のところ、モグワンは27%以上あります。
粗脂質では、8.5%のところ、モグワンは10%以上あります。
ですので、子犬に必要な栄養素が基準に達していることがわかります。
また、添加物が使われているドッグフードにも注意が必要ですが、モグワンは、着色料や香料など余分な添加物が使われていません。
保存料には天然由来のビタミンEが使われております。
原材料には、チキン・サーモンが全体の56%を占めており、動物性たんぱく質が豊富に含まれています。
犬の栄養にとって最も必要なステージされている子犬の時期に、安心して子犬に与えることができます。
モグワンを子犬に与えるときの注意点
では、モグワンを子犬に与える際はどんなことに注意すべきでしょうか。
- 哺乳期(生後0~30日)の子犬には与えてはいけない
- 硬さが合わない子犬時期にはモグワンはふやかして与えよう
- モグワンをふやかし与える際はお湯の温度に気をつけよう
哺乳期(生後0~30日)の子犬には与えてはいけない
生後間もない子犬は、哺乳期(生後0~30日)に、母乳もしくは犬用ミルクのみ飲みます。
その後、離乳期(生後20~60日)を迎えます。
ですが、成長期の消化器官は未発達の段階と言えるでしょう。
哺乳期の子犬にはモグワンを与えることはできないので、絶対に気を付けましょう。
ですので、離乳期を終える頃からゆっくりとモグワンに慣れてもらう必要があります。
子犬の時期には、低血糖症という、長時間、十分量の食事が摂取できなかった場合に起こる危険性が高いため、食事の時間を空けすぎないことも注意したいです。
子犬の時期は胃が大きくなく、一度に摂取できる量が限られています。
そのため、生後2~3ヵ月くらいまでは、1日3~5回に分けて、少量ずつ与えるようにしましょう。
様子を見ながら、生後5~6ヵ月くらいまでは、1日3回に分け、その後1日2回(朝・晩)に分けて与えるといいですね。
また、モグワンは、小粒タイプで中心部に穴が空いたドーナツ型になっています。
この穴(空洞)があることによって、ドッグフードを食べ慣れていない子犬でも食べやすそうですよね。
硬さが合わない子犬時期にはモグワンはふやかして与えよう
生後2ヵ月ほどで犬の乳歯が生えそろいます。
ですが、消化器官が未発達の段階にあるため、消化を助けるためにもふやかして与えましょう。
また、一気に飲み込んでしまった場合、喉に詰まらないようにするためでもあります。
モグワンをふやかし与える際はお湯の温度に気をつけよう
モグワンをふやかす際は、子犬用ミルクの場合でも、お湯でも、ふやかし与えることができます。
お湯の温度が、高温すぎると、せっかくのモグワンの栄養素が壊れてしまうため、お湯の温度は犬の体温程度(40度前後)を使用しましょう。
ふやかすと、風味が良くなり、食欲が刺激される効果も期待できるでしょう。
モグワンを子犬に与えるときの量
子犬にモグワンを与える給餌量は、どのように判断すればよいか悩みますよね。
子犬の時期に食物を一度に与えすぎると、成犬になったときに太りやすい体質になってしまうので注意が必要です。
より愛犬にあった給餌量を知りたい方やミックス犬と呼ばれる血統書のない雑種犬の場合は、将来の体重が予測できないですよね。
ですので、子犬の現在の体重から給餌量を下記の手順から算出することができます。
- 体重ごとの必要カロリー(PER)を計算する
- 1日当たりのエネルギー要求量(DER)を計算する
- モグワンのカロリーに合わせた給餌量を計算する
- 愛犬のウンチの状態を見てモグワンの給餌量を決める
ステップ1 体重ごとの必要カロリー(PER)を計算する
愛犬の体重に対して1日に必要なカロリー量(PER)を求めます。
【1日に必要なカロリー量(PER)】
=(体重)0.7乗×70 ※70は定数
ステップ2 1日当たりのエネルギー要求量(DER)を計算する
個体差を考慮した係数をかけて1日当たりに必要なエネルギー要求量(DER)を求めます。
【1日当たりのエネルギー要求量(DER)】
=1日に必要なカロリー量(PER)×個体差ごとの係数(下記を参考にしてください)
- 生後4ヵ月未満の係数 … 3.0
- 生後4~9ヵ月の係数 … 2.5
- 生後10~12ヵ月の係数 … 2.0
ステップ3 モグワンのカロリーに合わせた給餌量を計算する
ステップ1~2で愛犬に必要なカロリー量を求められました。
最後にモグワンのカロリーに合わせた1日の給餌量を求めます。
【1日の給餌量】
=1日当たりのエネルギー要求量(DER)÷モグワンのカロリー(kcal/g)
※モグワン100gあたり363kcalなので、1g=3.63kcal になります。
少しややこしい計算式になるので、実際に生後6ヵ月で体重5㎏を例にして計算機で計算してみましょう。
例)体重5㎏の場合
・ステップ1
5(体重)×5(体重)×5(体重)=125を表示してまま【√】を2回押す⇒5
5×70(定数) =約350kcal(1日に必要なカロリー量(PER))
・ステップ2
約350kcal×3.0(係数)=1050kcal(1日当たりのエネルギー要求量(DER))
・ステップ3
1050kcal÷3.63 =約289g
1日の給餌量は1日当たり約289gとなります。
子犬の時期は、生後5ヵ月ごろまでは急成長するため、体重はこまめに計り、適切な給餌量を把握することをおすすめします。
もし、計算で算出したにもかかわらず、食べ残し、軟便や下痢になってしまう時などは、給餌量から5%ほど減らし与えてみましょう。
少し計算が大変だと思った方には、モグワンのパッケージ側面に記載されている表に、子犬・成犬・シニア犬の3つに分かれて表示されていますので子犬の成犬になった時の想定体重で給餌量を算出しましょう。
また、購入前にモグワンを購入する前におおまかな量を知りたい方は、公式サイトでも確認することができますので、見てみてください。
ステップ4 愛犬のウンチの状態を見てモグワンの給餌量を決める
実際にモグワンを食べて、消化後のウンチの状態を見て愛犬にあった給餌量を判断していきましょう。
通常のウンチより柔らかい場合は、食べたフードの量が多いことがわかります。
反対にウンチが固い場合は、少ないことがわかりますので、愛犬にあった量を以下の通りに調整してあげましょう。
- 柔らかいウンチ…モグワンの給餌量(1日あたり)を5g減らす
- 固いウンチ…モグワンの給餌量(1日あたり)を5g増やす
成長段階に応じて、必要な栄養素は少なくなっていきます。
生後4ヵ月過ぎたあたり、生後9ヵ月~10ヵ月を基準として、その都度、給餌量の見直しを忘れないようにしましょう。
まとめ
モグワンは体を作る子犬の時期に摂取してほしい良質なたんぱく質や栄養素が詰まっていることがお分かりいただけたでしょうか。
モグワンは「ヒューマングレード」と言われる、人間用の食品と同等基準のレベルで管理された品質の原材料を使用しています。
子犬の時期に安心安全なもドッグフードを食べさせたいという飼い主さんの思いを叶えられるのではでいしょうか。
これからドッグフードを食べ始める子犬の時期にモグワンを食べ、愛犬にあった体調管理をしていきましょう。